WARRIOR

ショー系のアトラクションだよね。ビッグバンドビートとか、ウォーターワールドとか…テーマパークかい。例えばジャニワみたいな、大筋が同じで毎年要素を変えながら続いていくショー特化の舞台という概念がナに存在していたら、絶対うぉりゃをやってほしいしかなり好きになってると思う。うぉりゃ2020みたいなね、毎年うぉりゃぁ~からの侍ロマンを聞かないと年明けた気持ちにならないみたいなそういう。まぁショーではなく5人のチームがメインであること、を大前提にしているスタンダードなお芝居なのだと考えると、ややアンサンブルの比重が大きすぎる感は否めない。でもなんかわけわからんけどただただかっこいいとか永遠にロマンだけを感じるとか、視界におさまるビジュアルが鮮烈かつ聴覚にキャッチーに訴えかけてくるというのが個人的には大好きだから2時間半やたら楽しかった。あとどうしても大味な話だからひたすらビジュアルと自己解釈に集中できた。こういう観劇しかできない人間で申し訳なさすらある。でもそういうものだよね、結局自分が納得いくように受け入れることができたものがすべてだと思ってる。

とにかく光秀。の、ビジュアル。

おーいずみさんが失敗だ失敗だと嘆いていた洋一くんのパーマでさえかわいすぎて身悶えるほどパーマの男が好きだから、基本的におーいずみさんのことをビジュアル要員だと考えているくらいなんだけど、'00ぐらいまでによく見られる長くてやたらボリュームあるやつが特に大好きなんだよね。長いのが絶対絶対似合うと思ってるの。だから光秀、ゆるいパーマの長髪があまりにも最高すぎる。悲劇的な役回りも後押しして、どこからみてもどんな場面でも妙に色っぽくて永遠に美人。は~~~~本当に最高。巻き込まれ型主人公をやってる時の安田さんも大好きだから、好きな男が二人とも抗えない大きな流れに翻弄されまくって最終的に共犯になるというこの世でいちばん好きなパターンを見られて感無量。はぁ、二人が対照性と親和性をもつ役者で本当によかった。この先もナが公演をしてくれる限り、二人が同じ物語の中に存在しているのを見られることが最大の喜びであり、自分にとっての価値なんだよなぁ。